当院では平成28年4月より、一酸化窒素ガス分析装置ナイオックス VERO®を導入いたしました。この測定装置はこれまで呼吸器疾患を専門とする大きな病院にのみ置かれている機械でした。この装置を用いて呼気中の一酸化窒素(以下eNO)を測定することにより気管支喘息や咳喘息などの気道の好酸球性炎症に伴う咳の診断と治療の効果判定を行う事ができます。 長引く咳の原因として、気管支喘息や咳喘息、感染後咳嗽、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、逆流性食道炎、後鼻漏症候群などいろいろな病気の可能性を考えることが必要になってきます。 気管支喘息や咳喘息などの気道の好酸球性炎症に伴う咳の場合、その炎症の程度に比例してeNOが上昇します。一方、喘息以外の咳ではeNOが上昇しません。 この機械でeNOを測定することにより気管支喘息や咳喘息の診断だけでなく、その治療効果の判定にも役立ちます。 *検査は装置に向かって10秒間ゆっくり息を吐き出すだけでOKです。小学校の低学年の方にも充分に検査が可能です。 |
超音波検査(エコー検査)は、高い周波数の音波を使う検査です。 |
胃内視鏡(胃カメラ)が最新の経鼻式に変わりました。鼻から検査することも出来ます。当然、口からは今までよりはるかに楽に検査することが可能になりました。 |
CCDカメラ装着のデジタル肛門鏡です。肛門から直腸までを鮮明に見ることが出来ます。プリントアウトし肛門所見について詳しく説明いたします。 |
X線TV装置とは、X線を用いて体を透視し、上部あるいは下部消化管はじめ様々な部位を検査する装置です。 |
CR装置を導入いたしました。胸部レントゲン、体の各部のレントゲン撮影が可能です。画像データはフィルムを使わずデジタル処理をするため画像は非常に鮮明で拡大、変換等の操作が自由に行えます。 |